キンジ、ボイトレに行ったってよ。
キンジです!!
11月のワンマンライブで歌う曲で、
その様子を今回も5割増しの物語調で、お送りしますどうぞ♪
【キンジの八重歯 修行篇】
(『鬼◯の刃』…もじってみたけど無理があるな。)
時は令和4年…。
11月にKINZ&K-
歌う曲の中に一曲、
悩んだ末に、キンジはその発声方を学ぶ為に、福岡の『育て』
------------------------------
福岡の中心部、天神から少し離れた所に
「森」があり、その「森」の中に師匠はいる。
(一木師匠は『FOREST』というスクールを営んでおります。)
深い霧が立ち込める森の中を進むと
そこには師匠の姿があった。
(霧というか近くの焼き肉屋?の煙?良い香りでした。)
師匠を見つけるや否や、俺はこう叫んだ。
(叫んでません。)
「今度、この曲を歌うんですが、
歌の悩みを伝えると、師匠はうなずき、
(
こ、これは!?
あらゆる喉の使い方を記した、門外不出の秘伝書!!の改訂版!!
「KINZよ…この書を見た事はあるか?」
(そんな口調ではない。)
「え?」
改訂版…見た事あるが、ちゃんと読んだ事は無いような…
迷っていると師匠が言った。
「判断が遅いっっ。」
(『鱗〇さん』か!もちろん言ってません。)
「はい!!初めて読みます!!」
しかし、これは俺の知りたい技の書ではない…。
一体、どういう考えがあるのだろうか…。
師匠の指示通り、基本の部分から丁寧に丁寧に声を出してみる。
普段、あまり意識していない喉の動きを感じる。
(ホント。)
見えないはずの自分の喉の形が見える。
(そんな気がしただけです。)
姿勢、口の型、タイミング、スピード
音程、すべてが少しずつだが変わっているのが、わかる。
(
そして…約2時間後
「では…KINZよ…歌ってみるが良い…」
(そんな口調ではありません。)
「御意。」
(言ってないです。)
イントロが始まる…。
今回悩んでいた曲、実は曲の始めから問題の発声で始まるのだ。
否応にも緊張する…。
「俺は…長男だから出来る!!いくぞ!!全集中!!『樹の呼吸、壱の型 咆哮一閃』!!」
(言ってないし、技の名前がダサイ。)
爪先から頭の天辺まで、一本の光が俺の身体を駆け抜けた。
(
その刹那、目の前が暗くなり、
(目を閉じて、目を開けただけです。)
「…!!」
で、出来た…。
(ホント。)
信じられない…。
(いや、ホントに)。
あんなに苦しんだフレーズがいとも容易く歌えた…。
(
「師父!!(シーフゥー)出来ました!!」
(言ってないし、呼び方カンフー映画みたいになってるし。)
師匠は、静かに言った…。
「キンジロウ、よくやった…。」
(いや、キンジロウになっとるし。『キンちゃん!!出来たや~ん!!』って言ってくれました。)
そうか!!
師匠は、俺にこの声を出させる為、
「KINZよ…『木を見て森を見ず、森を見て木を見ず』じゃ…。
(言ってないけど、勝手にそういう事かなぁと解釈しております。
そう言うと師匠は森の中へと、消えて行った…。
(仕事場に戻っただけです。)
----------------------------------------------------
とまぁ、伝わりにくいと思いますが、とても充実した2時間を過ごしました。
県外、はたまた国外から師匠のもとに通う方がいるの、納得できます。
その後は、親不孝通りにある『HOME』にK-ingさんのライブを見に行きまして、福岡の大先輩のミュージシャンの錦戸さんと直さんのK-ingさんイジリを堪能しました(笑)
(とても優しい先輩方ですよ♪)
K-ingさんソロのライブも良いんですが、こうやって先輩方と絡んでいるK-ingさんの
ライブも、何だか福岡に居た頃を思い出して、いいものだなと思いました。
よし、気合入った。